施設管理(所有)者賠償責任保険

 

「施設管理者賠償責任保険」とは、施設の管理者(所有者)が、施設の構造上の欠陥や管理の不備による事故、施設内外で行われる仕事の遂行などによって法律上の賠償責任を負った場合に、その損害を補償するための保険のことをいいます。
この保険の対象となる施設としては、事務所、工場、飲食店、デパート、学校、結婚式場などの幅広い施設があります。
想定される事故などの例としては、商品運搬中に客と衝突して客の持ち物を毀損した場合、店内の商品ケースが倒れて客にけがをさせた場合、建物の看板が不意に落下して通行人にけがをさせた場合、工場が爆発事故をおこして周辺家屋に被害を与えた場合なとが挙げられます。
保険料は、施設の用途や面積、入場者数、売上高などによって個別に算出します。
万一事故などが起きた場合に保険金の支払い対象となる損害としては、法律に基づく損害賠償金のほか、訴訟にかかる弁護士費用、求償権の行使等の損害防止軽減費用、事故発生時の応急手当等の緊急措置費用などが該当します。
一方、保険による支払いがされない場合もあります。
例えば、保険契約者の故意により生じた事故や、地震・津波などの天災や戦争・事変による損害、自動車保険で対応すべき自動車事故や昇降機賠償責任保険で対応すべきエレベーター・エスカレーター事故のように別の保険形態があるものなどです。

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