団体保険と法人の賠償責任に対するリスク

 

保険には、各個人がそれぞれの意思で加入する個人タイプの保険と、個人単位でなく法人単位で加入する団体タイプの保険があります。特に、企業向けの団体保険などがそれにあたります。法人向けの保険には、様々な特例が付されており、あらゆるケースの賠償責任のリスクを回避することができます。基本的には、その会社の従業員が、通常の業務中に法的な賠償責任を負うことになってしまった場合に、保険金が下りることはもちろんですが、会社自体が何らかの損害を、他の法人に対して与えてしまった場合に発生する損害賠償においても、法人向けの保険であれば、しっかりと保障されます。また、1回あたりの保障の最高額は7億円程度です。さらには、その会社の財産や重要な資材などを損壊させてしまった場合にも、保険金が下ります。しかし、法人向けの保険のリスクとしては、業務としての責任が発生する場面でなければ保険金保障の対象とならない点です。その法人の設定している規定から逸脱した行為があり、その結果として損害賠償が発生してしまった場合には、規定を逸脱しているので、保障の対象とはなりません。通常の業務行為の範疇においての保障となるので、規則違反があった場合なども同様のケースが適用されます。

 

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